音響や映像機器の大手電機メーカーのパイオニア。
カーエレクトロニクス事業を柱に
事業を展開しているパイオニアですが、
パイオニアの株価はどのように
なっているのでしょうか。
ここでは、パイオニアの基礎知識や、
パイオニアの株価の過去10 年の変化をご紹介します。
パイオニアについて
1975年に世界初のコンポーネントカーステレオを、
1990年には世界初の市販GPSカーナビゲーションを
発売するなどと、常に時代の先端を行く
カーライフの提案を行ってきたパイオニアは、
1937年に松本望が国内初の
Hi-Fiダイナミックスピーカー「A-8」の開発に
成功したことから始まりました。
80年もの歴史があり、現在にいたっています。
音響メーカーとして認知されるように
なったのは1962年頃です。
世界初のセパレート型ステレオを
発売したのと、高度成長期にオーディオブームが
到来したことで、一気に
認知されるようになりました。
車載用のオーディオでは、「カロッツェリア」ブランドで、
世界屈指の技術とシェアを
持つ企業に成長しています。
パイオニアからカーナビ第1号が発売されたのは
1990年夏で、機種名はAVIC-1(定価350,000円)でした。
350,000円というのは、ナビ本体のみの価格で
TVチューナーは別売りなので、システムを組むと
70万〜80万まで達してしまうことから
販売するチャンスは低かったようです。
2年後の1992年6月、第2号機である
AVIC-G10(定価315,000円)及び
GPS-V7(定価230,000円)が発売され、
さらに1993年7月にGPS-G5(定価105,000円)、
AVIC-G10㈼(定価210,000円)が発売されています。
カーエレクトロニクス事業を柱にしていますが、
有機EL照明や医療・健康機器関連の事業にも
取り組んでいて、パイオニアの製品は幅広いです。
パイオニアの映像技術・光技術・音響技術などを
活かした独自のデバイスを小型血流計や
電子聴診器へ活用していたりもするのですよ。
パイオニアの株価の過去10 年の変化
2009年〜現在まで、200円〜400円を
行ったり来たりしています。
2009年から2012年にかけては、
上下しながらも株価は上昇傾向にありましたが、
それ以降は元気がないように思います。
2016年から2017年までは、250円前後を
行ったり来たりしていましたが、
2018年に入って株価は下降ぎみにあります。
現在は150円台にまで落ち込んでいますが、
年末にかけての値動きが気なるところです。
ここからは、2009年〜現在までの、
始値、高値、安値、終値、累積売買高を
見ていきましょう。
- 2009年:
始値(円)175/ 高値(円)415/ 安値(円)82/
終値(円)286/ 累積売買高(株)2,065,253,300
- 2010年:
始値(円)288/ 高値(円)391/ 安値(円)240/
終値(円)336/ 累積売買高(株)2,051,448,200
- 2011年:
始値(円)338/ 高値(円)452/ 安値(円)287/
終値(円)346/ 累積売買高(株)1,676,939,400
- 2012年:
始値(円)349/ 高値(円)434/ 安値(円)153/
終値(円)214/ 累積売買高(株)1,544,488,800
- 2013年:
始値(円)223/ 高値(円)313/ 安値(円)146/
終値(円)220/ 累積売買高(株)2,715,234,200
- 2014年:
始値(円)219/ 高値(円)352/ 安値(円)196/
終値(円)231/ 累積売買高(株)1,579,534,700
- 2015年:
始値(円)233/ 高値(円)392/ 安値(円)203/
終値(円)335/ 累積売買高(株)1,984,682,300
- 2016年:
始値(円)339/ 高値(円)348/ 安値(円)162/
終値(円)236/ 累積売買高(株)1,930,871,900
- 2017年:
始値(円)239/ 高値(円)269/ 安値(円)193/
終値(円)228/ 累積売買高(株)1,219,665,700
- 2018年:
始値(円)234/ 高値(円)258/ 安値(円)154/
終値(円)157/ 累積売買高(株)561,350,400
まとめ
パイオニアの基礎知識や、パイオニアの
株価の過去10 年の変化をご紹介しました。
パイオニアの株価に興味があれば、
是非チャートをチェックしてみてくださいね。