総合化学メーカー大手昭和電工。
総合化学大手として、石油化学分野や
アルミニウム製品をはじめ、外販メーカーとして
世界トップシェアのハードディスクなどを
手掛けていますが、昭和電工の株価は
どのようになっているのでしょうか。
ここでは、昭和電工の基礎知識や、
昭和電工の株価の過去10 年の変化をご紹介します。
昭和電工について
昭和電工は1939年に日本電気工業と
昭和肥料が合併して誕生し、アルミニウムや肥料、
石油化学事業を展開し、総合化学会社として
業容を拡大していきました。80年代後半には
ハードディスクや黒鉛電極の料事業に、
2005年には農薬事業に参入しています。
売上構成は、石油化学30%、化学品18%、
エレクトロニクス15%、無機9%、アルミニウム13%、
その他16%となっています。
石油化学部門ではオレフィンや有機化学品を
製造・販売、化学品部門ではアクリロニトリルや
産業ガスや電子材料用高純度ガス、
エレクトロニクス部門ではハードディスクや
化合物半導体などを手掛けています。
アルミニウム事業部門 ですが、1934年に
日本で初めてアルミニウム製錬の工業化に
成功して以来、アルミニウム材料や
高付加価値加工品を生産しています。
化学メーカーでありながらアルミニウム事業も
手がけるメーカーは珍しいです。
化学品事業部門では、主に川崎製造所において、
産業用・医療用ガス、工業用薬品を生産しています。
電子材料用ガス、産業用・医療用ガス、
セラミック、アルミなど、事業は非常に幅広いですね。
設立年月日:1939年6月1日
上場市場名:東京証券取引所1部
売買単位:100(株)
発行済み株式数:149,711,292(株)
昭和電工の株価の過去10 年の推移
昭和電工の株価は、2009年から2016年にかけて
1,000円〜2,000円を推移していましたが、
2016年の中旬から高騰を見せています。
2016年の中旬から2017年の末までは、
ほとんど上がりっ放しの状態で、
1,000円〜5,000円まで値上がりしました。
5,480円をつけてからは、一旦株価が下がり
3,000円まで戻りましたが、
再び5,000円台に回復しています。
ここからは、2009年〜現在までの、
始値、高値、安値、終値、累積売買高を見ていきましょう。
- 2009年:
始値(円)1,310/ 高値(円)2,180/ 安値(円)1,080/
終値(円)1,850/ 累積売買高(株)323,965,100
- 2010年:
始値(円)1,870/ 高値(円)2,160/ 安値(円)1,450/
終値(円)1,830/ 累積売買高(株)260,634,000
- 2011年:
始値(円)1,850/ 高値(円)1,970/ 安値(円)1,170/
終値(円)1,560/ 累積売買高(株)192,309,700
- 2012年:
始値(円)1,570/ 高値(円)1,950/ 安値(円)1,060/
終値(円)1,310/ 累積売買高(株)227,443,500
- 2013年:
始値(円)1,360/ 高値(円)1,870/ 安値(円)1,210/
終値(円)1,490/ 累積売買高(株)375,390,500
- 2014年:
始値(円)1,500/ 高値(円)1,850/ 安値(円)1,270/
終値(円)1,490/ 累積売買高(株)326,488,500
- 2015年:
始値(円)1,480/ 高値(円)1,840/ 安値(円)1,260/
終値(円)1,420/ 累積売買高(株)325,896,900
- 2016年:
始値(円)1,410/ 高値(円)1,761/ 安値(円)902/
終値(円)1,674/ 累積売買高(株)354,297,000
- 2017年:
始値(円)1,691/ 高値(円)4,975/ 安値(円)1,684/
終値(円)4,815/ 累積売買高(株)435,007,700
- 2018年:
始値(円)4,940/ 高値(円)5,480/ 安値(円)3,585/
終値(円)4,870/ 累積売買高(株)226,165,200
まとめ
昭和電工の基礎知識や、昭和電工の
株価の過去10 年の変化をご紹介しました。
昭和電工の株価に興味があれば、
是非チャートをチェックしてみてくださいね。