日本最大の製薬会社の武田薬品。
武田薬品は国内5大医薬品メーカーのひとつで、
日本の医薬品企業での売上高は1位、
世界の医薬品企業の
売上高順位では16位を誇ります。
そんな武田薬品の株価はどのように
なっているのでしょうか。
ここでは、武田薬品の基礎知識や武田薬品の
株価の過去10年の推移をご紹介します。
武田薬品の基礎知識
日本の医薬品企業での売上高第1位を
誇る武田薬品は、70カ国以上で
事業を展開しています。
230年以上の歴史を持ち、がん、消化器系疾患、
中枢神経系疾患の3つ重点疾患領域と
ワクチンにとくに力を入れています。
主力製品は消化性潰瘍治療薬や制癌剤で、
売上高の約9割を医療用医薬品が占めます。
武田薬品は、1781年に武田長兵衛が
薬種商を創業したことから始まりました。
その後、大阪に自社工場設立し製薬事業を開始。
1914年には武田研究部を設立しています。
♢1943年:武田薬品工業に社名変更
♢2005年:米国のバイオベンチャーシリックス社を買収
♢2008年:米国のバイオ医薬品会社
ミレニアムファーマシューティカルズを買収
♢2011年:スイスの医薬品会社ナイコメッド社を買収
♢2015年: 京都大学iPS細胞研究所(CiRA)と
iPS細胞研究に関する10年間の
共同研究契約を締結したと発表
♢2017年:米国のがん関連の医薬品企業を買収
♢2018年:アイルランドの製薬大手シャイアーを
760億ポンドで買収することに合意
武田薬品の株価の過去10年の推移
2009年から2011年まで、武田薬品の株価は
3,000円~4,000円を行ったり
来たりしていました。
しかし、2012年から株価が大幅に
上昇していて、2012年は5,000円をつけ、
2015年には6,000円をつけています。
2016年は4,000円まで下落して
しまいましたが、再び上昇を見せています。
2017年は7,000円近くまで上昇しましたが、
2018年に入って再び下落し
4,000円台に戻っています。
ここからは、武田薬品の2009年~現在までの、始値、高値、
安値、終値、累積売買高を見ていきましょう。
- 2009年:
始値(円)4,750.0/ 高値(円)4,750.0/ 安値(円)3,130.0/
終値(円)3,830.0/ 累積売買高(株)721,610,400
- 2010年:
始値(円)3,865.0/ 高値(円)4,300.0/ 安値(円)3,690.0/
終値(円)3,995.0/ 累積売買高(株)598,218,700
- 2011年:
始値(円)4,005.0/ 高値(円)4,115.0/ 安値(円)3,020.0/
終値(円)3,380.0/ 累積売買高(株)669,790,800
- 2012年:
始値(円)3,405.0/ 高値(円)3,900.0/ 安値(円)3,160.0/
終値(円)3,855.0/ 累積売買高(株)527,256,800
- 2013年:
始値(円)3,925.0/ 高値(円)5,520.0/ 安値(円)3,915.0/
終値(円)4,825.0/ 累積売買高(株)763,809,200
- 2014年:
始値(円)4,820.0/ 高値(円)5,100.0/ 安値(円)4,337.5/
終値(円)4,996.5/ 累積売買高(株)625,756,900
- 2015年:
始値(円)4,983.5/ 高値(円)6,657.0/ 安値(円)4,904.5/
終値(円)6,065.0/ 累積売買高(株)617,081,100
- 2016年:
始値(円)6,000.0/ 高値(円)6,039.0/ 安値(円)4,098.0/
終値(円)4,835.0/ 累積売買高(株)598,997,300
- 2017年:
始値(円)4,888.0/ 高値(円)6,473.0/ 安値(円)4,664.0/
終値(円)6,401.0/ 累積売買高(株)494,191,500
- 2018年:
始値(円)6,500.0/ 高値(円)6,693.0/ 安値(円)4,237.0/
終値(円)4,384.0/ 累積売買高(株)437,860,600
まとめ
武田薬品の基礎知識や、武田薬品の株価の
過去10年の推移をご紹介しました。
日本の医薬品企業での売上高第1位を誇る
武田薬品には長い歴史があったのですね。
武田薬品の株価に興味があれば、
是非チャートをチェックしてみてくださいね。