鉄鋼事業が中核事業の神戸製鋼。
神戸製鋼の株価はどのように
なっているのでしょうか。
ここでは、神戸製鋼の基礎知識や、
株価の過去10年の変化をご紹介します。
神戸製鋼の基礎知識
神戸製鋼は鉄鉱石を原料とし鉄鋼製品を
生産する高炉メーカーで、粗鋼生産規模は
国内第3位を誇ります。
鉄鋼事業以外にも、アルミや建設機械などの
事業を展開していて、売上構成は、
鉄鋼事業部門37%、溶接事業部門4%、
アルミ・銅事業部門18%、機械事業部門8%、
エンジニアリング事業部門6%、建設機械事業部門19%、
電力事業部門4%、その他4%、
鋼材輸出比率(金額ベース)は27%となっています。
〇1905年:
鈴木商店が小林製鋼所を買収し、
神戸製鋼所として創業
〇1907年:
逓信省に帝国鉄道庁が設置
〇1911年:
鈴木商店全額出資の下、
株式会社神戸製鋼所として発足
〇1915年:
国産初の空気圧縮機(機械系事業の起源となる)
〇1917年:
門司工場新設
〇1926年:
日本初のセメントプラントを完成
(エンジニアリング事業の起源となる)
〇1931年:
重要産業統制法が施行
〇1937年:
アルミ鋳鍛造事業を開始
〇1939年:
アルミ圧延品の製造開始
〇1955年:
国内初となる金属チタンの工業生産を開始
〇1960年:
ニューヨーク事務所を開設し、
北米での事業展開を開始
〇1961年:
日本初のプラント輸出
〇1966年:
日新製鋼に堺工場を譲渡
〇1976年:
東南アジアでの事業展開を開始
神戸製鋼の株価の過去10年の変化
2009年から現在まで、神戸製鋼の株価は
500円〜2,500円の間で推移しています。
10年間の中で特に下落が目立ったのが2012年で、
2012年は500円台をつけています。
そこから回復し、2015年には2,000円台を
つけましたが、2016年にかけて
再び下落してしまいました。
2016年に再度1,000円を切ってしまったものの、
回復の兆しを見せながら現在まで
1,000円前後を行ったり来たりしています。
設立 :1911年6月28日
売買単位 :100(株)
上場市場名 :東京証券取引所1部
名古屋証券取引所1部
発行済み株式数:364,364,210(株)
ここからは、2009年〜現在までの、始値、高値、
安値、終値、累積売買高を見ていきましょう。
- 2009年:
始値(円)1,670/ 高値(円)2,040/ 安値(円)1,090/
終値(円)1,680/ 累積売買高(株)291,307,300
- 2010年:
始値(円)1,710/ 高値(円)2,240/ 安値(円)1,550/
終値(円)2,060/ 累積売買高(株)312,642,600
- 2011年:
始値(円)2,080/ 高値(円)2,430/ 安値(円)1,080/
終値(円)1,190/ 累積売買高(株)296,548,500
- 2012年:
始値(円)1,210/ 高値(円)1,490/ 安値(円) 570/
終値(円)1,090/ 累積売買高(株)356,369,000
- 2013年:
始値(円)1,140/ 高値(円)1,910/ 安値(円) 970/
終値(円)1,800/ 累積売買高(株)1,029,112,900
- 2014年:
始値(円)1,800/ 高値(円)2,130/ 安値(円)1,260/
終値(円)2,090/ 累積売買高(株)847,556,300
- 2015年:
始値(円)2,100/ 高値(円)2,400/ 安値(円)1,250/
終値(円)1,330/ 累積売買高(株)764,856,300
- 2016年:
始値(円)1,340/ 高値(円)1,370/ 安値(円) 780/
終値(円)1,117/ 累積売買高(株)1,144,522,500
- 2017年:
始値(円)1,143/ 高値(円)1,395/ 安値(円) 774/
終値(円)1,045/ 累積売買高(株)2,822,750,000
- 2018年:
始値(円)1,054/ 高値(円)1,254/ 安値(円) 978/
終値(円)1,117/ 累積売買高(株)714,481,000
まとめ
神戸製鋼の基礎知識や、神戸製鋼の株価の
過去10年の変化をご紹介しました。
神戸製鋼の株価に興味があれば、
是非チャートをチェックしてみてくださいね。