キヤノンは、企業や一般消費者をターゲットとして
画像の編集・処理を行う技術開発や
機械の製造や販売を行っている会社です。
また、技術に関して特許も取得しています。
そんなキヤノンの株に注目し、
株価をチェックしている方は多いでしょう。
10年の株価の変化や、株価に
影響を与える情報を紹介します。
キヤノン10年の株価に影響する売り上げについて
キヤノンの売り上げについては、
国内がおよそ20%、
海外がおよそ80%を占めています。
海外の売り上げがメインと
なっていることが分かりますね。
売り上げが落ち込んでいたレンズ交換式の
デジタルカメラについては、日本や
欧州での販売台数は回復してきています。
コンパクトデジタルカメラの売り上げ台数
について、売り上げが減少しているものの、
企業向け商品が好調です。
レーザープリンターや
複合機の販売台数が好調。
また、海外における特許取得も重要視しています。
特許保有数は世界で約9万件以上。
特にアメリカでの出願には
力を入れているようですね。
キヤノンは1949年に上場して以来、
一度も年間の赤字を出していません。
10年の間には、若干の下落などもあるものの、
基本的には上昇傾向にあります。
キヤノンの株価と株を購入するメリット
キヤノンの株価は3,000円~3,500円程
となっており、割安な株ではありません。
しかし、キャノンは配当利回り率が
高い優良銘柄として有名です。
配当利回りは4.28%となっており、
非常に高い数字であることが分かりますね。
上場してからの株価を
確認してみると、右肩上がりです。
最も高い数字は2007年ですが、その後は下落し、
最も高い数字を出した年の半分の値で
推移している状態です。
2016年には3,000円を割っています。
この様なタイミングで購入したいですね。
ここ数年は上昇傾向であるため、
タイミングを見て購入しましょう。
キヤノン株に投資するリスク
キヤノンの株に限らず、全ての銘柄に
共通するリスクは、「倒産のリスク」です。
キヤノンのような大企業が倒産をするわけがない
と考える方が多いでしょう。
倒産の可能性が限りなく0%に近いとしても、
100%倒産をしないとは考えられません。
株を購入した企業が倒産をした場合、
基本的に購入済みの株は価値がなくなります。
これから株式投資を始める方が、
最も気になる点は倒産のリスク
ではないでしょうか。
しかし、一般の方が買う株の場合、
ほとんどが上場企業の株となります。
キヤノンを含めて、上場企業の
倒産は極めて稀ですよね。
実際、倒産前には色々な
変化が見られるものです。
もし投資している企業が倒産した場合であっても、
決められた資金だけで投資を行う
「現物取引」の場合、投資した資金の
損失だけで済みます。
倒産のリスクを感じた場合の対処方法は、
元本割れが起こった場合の対処法と同様です。
すぐに売却するか、保有して
様子を見るほかありません。
また、上場企業の株を保有している場合、
インターネットや四季報などで情報収集が可能です。
まずは購入する前に、株を購入する予定の
会社に関する情報収集を行う事もできるでしょう。
キヤノン10年の株価と今後
キヤノンの株は10年大きな変化は無いものの、
タイミングを見て購入すると利益を
得る事ができる銘柄であるといわれています。
売上高、BPS、EPSの上昇については、
急激な伸びは見られません。
しかし、最も重要な点は
配当利回り率の高さです。
年4.28%の配当は、キヤノンの株を
購入する上でメリットとなるでしょう。
10年の株価をチェックしているだけでは
今後の見通しは立ちませんが、大企業であり
高い配当に注目するのであれば
購入しても良いでしょう。
これらはあくまでも予想であり、
投資については自分の判断で行ってくださいね。