北朝鮮のリスクによって、三菱重工業の株価は
下落するよりも上昇する可能性の方が
大きいと予想されています。
そこで注目されている三菱重工業の株と、
初心者が知っておくべき株式投資の
リスクについても見て行きましょう。
三菱重工業10年の株価確認と株のリスク
三菱重工業の10年に渡る株式の動きを
確認したいという方の中には、
これから株式投資を始めようと
考えている方も多いでしょう。
株式投資を含め、投資には多くのリスクが伴います。
株式投資のリスクは、主に3つ。
・値下がりをするリスク、
・流動性リスク、
・倒産のリスクです。
値下がりをするリスクとは、
株価が下落するというリスクを指します。
株は日々変動するため、上昇と下降があるのです。
この上昇と下降によって、損失を生む
可能性もあるというリスクですね。
2つ目の流動性リスクとは、
株を実際のお金に換金するまでに起こるリスク。
株式は、売却ができなければ、
実際のお金に変えることはできません。
多くの取引が行われていない銘柄に
投資をする場合には、注意が必要です。
意図していない安い価格で売却する他ない
という状況になる可能性もあります。
また、実際のお金として手元に入るまでは、
売却から4営業日という時間が
空く点も認識しておきましょう。
最後の倒産リスクとは、
その名の通り株式を購入した企業が
倒産してしまうというリスクです。
倒産すると、株式はゴミになります。
100%倒産をしないという可能性はありません。
そのため、慎重に銘柄を選ぶ必要があるのです。
初心者を含め、投資家が最も重要視しなければ
ならないリスクは、値下がりリスク。
株の投資は、値下がりをしない限り
損をする事はありません。
値下がりしないだろうと予想して
銘柄選びを行う事が、利益を得るための
ポイントになるのかもしれませんね。
三菱重工業の株式購入時の注意点
三菱重工業の場合、単元株数は1000株です。
最低でも1,000株は購入しなければならず、
投資金額も大きくなる点が特徴。
この点が、日本での株式投資のハードルが
高いといわれる原因でもあるでしょう。
例えばアメリカの場合、株式投資を
行う場合に1株単位で買う事ができます。
つまり、投資を始める際の資金は
数十万円単位ではなくても良いのです。
初心者の場合、日本の株よりもアメリカの株を
買う方が始めやすいともいわれていますね。
日本の株式を購入する場合には、
資金面の工面から検討する必要があるでしょう。
10年の間に変化があった三菱重工業のチャート
チャートにも種類がありますが、10年のチャートを
確認するのであれば月足がおすすめです。
月ごとに確認できる「月足チャート」では、
2013年に安値を記録する月もありました。
しかし、2012年からは
ほとんど変化は無い事が特徴です。
三菱重工業の株式を購入する際に注目を
したいポイントとして、配当利回りが
2.75%であるという点。
ほぼ3%であるため、日本の株式の中では
優良銘柄であるといわれています。
10年のチャートを見てみると、
上昇と下降の幅は広いことが分かります。
上場来最高値は、1989年の1,170円でした。
ただし、三菱重工業は2016年から
大きな動きがありません。
日経平均については、三菱重工業が
上場来最高値を記録した1989年、
史上最高値となる38,915円だったのです。
日経平均は、1989年の最高値である
38,915円を更新していません。
10年の株価と三菱重工業の今後
配当利回りが良い点が魅力の三菱重工業の株。
大幅に下降したタイミングで買う事が
できるのであれば、利益を生むことが
できる銘柄であるといえるでしょう。
三菱重工業の場合、長期投資にも向いています。
購入する場合、長期的に三菱重工業を
保有するという前提で購入しましょう。