日本の大手電機メーカーである東芝。
東芝の株価はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、東芝の株価をリアルタイムチャートで
見る方法や、PTSなどを見る方法をご紹介します。
現在の東芝の株価は?リアルタイムチャートはどこでみれる?
東芝の株価は2017年に200円を
切ってしまいましたが、現在は
300円前後を行ったり来たりしています。
上場来最高値は1989年バブル期の1,350円なので、
現在は4分の1近くまで落ち込んでしまっています。
- 2017年:
始値(円)268/ 高値(円)347/ 安値(円)178/
終値(円)317/ 累積売買高(株)26,285,230,000
- 2018年:
始値(円)324/ 高値(円)340/ 安値(円)284/
終値(円)299/ 累積売買高(株)3,019,861,000
東芝のリアルタイムチャートはコチラ↓
https://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6502.T
発行済株式数 :6,520,707,026株(06/26)
PER(会社予想) :(連) 2.00倍
PBR(実績) :(連) 2.73倍
EPS(会社予想) :(連) 164.20(2019/03)
単元株数 :100
東芝のPTS株価の現在値は?どこでみれる?
Proprietary Trading Systemの
頭文字を取って「PTS」。
PTSとは「私設の取引システム」のことで、
リアルタイムに夜間取引が可能なサービスです。
PTS取引では、東証などの取引所取引と比べ
呼値が1/10~1/1,000の単位になっていて
より細かく思い通りの注文をすることが
可能なので、PTSの方がより安く買えて
より高く売れるという可能性も出てきます。
また、リアルタイムに夜間取引が可能な
サービスなので、証券取引所の取扱い時間外でも
取引が出来るのはPTSの大きな魅力でしょう。
私設市場(PTS価格)はコチラ↓
http://www.morningstar.co.jp/StockInfo_spn/info/snap/6502
https://adr-stock.com/japan/adr.php?a=6502
東芝はまだ配当がある?ない?
現在東芝の配当はありません。
前回の分は、剰余金の配当が0円となっていました。
東芝は、2017年12月に実施した第三者割当増資や
その他の施策により2018年3月末の
配当はない、ということを発表しました。
2018年3月末において、単独・連結共に
債務超過を解消するに至っていますが、
算書類から算出された当社の分配可能額は
2018年3月末時点で▲7,578 億円で、
会社法の定めにより配当ができない、
ということでした。
また、直近の配当予想 (2018 年2月14日) は
未定となっています。
2012年 – 1株あたりの年間配当金 8円
2013年 – 1株あたりの年間配当金 8円
2014年 – 1株あたりの年間配当金 4円
2015年 – 1株あたりの年間配当金 0円
2016年 – 1株あたりの年間配当金 0円
2017年 – 1株あたりの年間配当金 0円
恐るべき東芝。今後はどうなる?!
東証では二期連続で債務超過になった場合、
上場基準を満たさなくなるため上場廃止になる
可能性が非常に高まってしまいます。
東芝は2018年3月期連結決算で最終損益が
黒字化し、株主資本がプラスとなって
債務超過を解消していますが、
再度巨額損失のような事が起きると、
上場廃止どころか倒産する
可能性まで秘めています。
一旦はもう後がないと言っても
過言ではない状況を脱していますが、
東芝は日本を代表する大企業なので
今後も頑張って欲しいところです。
株価が安定している間は経営も
比較的安定しているということですが、
現在も特別目立った動きがなく
東芝の株価も比較的安定しています。
「東芝の株は今が買い」
という考えを持っている方もいれば、
「あまり手を出したくない」と
考えている方も多いです。