世界的な空調機メーカーのダイキン。
ダイキンの株価はどのように
なっているのでしょうか。
ここでは、ダイキンの基礎知識や、
ダイキンの株価の過去10 年の変化をご紹介します。
ダイキンの基礎知識
家庭用空調機の分野で
高シェアを誇るダイキンは、
世界的に有名なメーカーです。
日本では特に
「うるるとさらら」シリーズが人気ですよね。
設立年月日:1934年2月14日
市場名:東証1部
上場年月日:1949年5月
従業員数(単独):6,891人
従業員数(連結):67,036人
中間配当金:1株につき金65円
期末配当金:1株につき金75円(案)
ダイキンは、空調、化学、フィルタを柱に
6つの事業を展開していて、
現在150もの国に事業展開をしています。
世界中からニーズがあり、
生産拠点は世界90カ所にも及びます。
海外での売上は全体の7割以上を占め、
過去10年間で売上総額も
2倍以上になっているということで、
今後の成長も楽しみですね。
2018年度は、2020年度を目標とする
戦略経営計画「FUSION20」の
中間年度にあたり、
売上高2兆5000億円、
営業利益2700億円を目標に掲げて
取り組んでいるとのこと。
ダイキンの株価の過去10年の変化
2009年は、2,000円前後を
行ったり来たりしていましたが、
今年は12,000円~14,000円を
行ったり来たりしています。
2009年のダイキンの株価と
現在を比べると6~7倍になっています。
特に2013年頃からの高騰が目立ち、
2013年から徐々に右肩上がりとなり
現在に至っています。
2009年~2013年頃までは、
2,000円~4,000円前後を
行ったり来たりしていました。
ここからは、2009年~現在までの、
始値、高値、安値、終値、累積売買高を
見ていきましょう。
2009年:始値(円)2,395 / 高値(円)3,790 /
安値(円)1,945 / 終値(円)3,660 /
累積売買高(株)380,007,600
2010年:始値(円)3,660 / 高値(円)4,020 /
安値(円)2,650 / 終値(円)2,880 /
累積売買高(株)418,662 ,300
2011年:始値(円)2,917 / 高値(円)2,986 /
安値(円)2,024 / 終値(円)2,108 /
累積売買高(株)436,049,300
2012年:始値(円)2,141 / 高値(円)3,000 /
安値(円)1,836 / 終値(円)2,942 /
累積売買高(株)492,942,600
2013年:始値(円)3,050 / 高値(円)6,650 /
安値(円)2,808 / 終値(円)6,550 /
累積売買高(株)475,111,500
2014年:始値(円)6,450 / 高値(円)8,289 /
安値(円)5,163 / 終値(円)7,810 /
累積売買高(株)361,247,800
2015年:始値(円)7,774 / 高値(円)9,758 /
安値(円)6,557 / 終値(円)8,901 /
累積売買高(株)359,341,800
2016年:始値(円)8,775 / 高値(円)10,935 /
安値(円)6,820 / 終値(円)10,735 /
累積売買高(株)301,169,500
2017年:始値(円)11,000 / 高値(円)13,660 /
安値(円)10,385/ 終値(円)13,335/
累積売買高(株)216,195,300
2018年:始値(円)13,550 / 高値(円)14,275 /
安値(円)11,170 / 終値(円)12,720 /
累積売買高(株)87,504,200
まとめ
ダイキンの株価は、10年を通して
上昇しているということがわかりました。
2017年度は、アメリカとアジアでの
生産能力増強、販売網やサービス体制の拡充、
グローバルでの商品開発体制の強化などを実行し、
主要全地域での販売の拡大に成功しています。
利益面でも5期連続での
最高業績を達成しており、
株主の配当金も増額しています。
2018年度の配当金は、
年間140円(中間配当70円、期末配当70円)を
予定しているとのことです。
原材料市況の高騰や為替の影響などもあり、
今後も厳しい事業環境が想定されますが、
さらなる向上が期待できますね。