日本を代表する電機メーカーの東芝。
東芝の株価はどのようになっているのでしょうか。
ここでは、掲示板をもとに、
今後の東芝の株価を予想していきます。
東芝の株価。上場廃止になる可能性は?
上場廃止が決定されると株価は
あっという間に下がりますが、
東芝は過去に上場廃止の岐路に
立たされたことがあります。
2015年夏、東芝が粉飾決算していることが
報じられたことがその引き金です。
東芝が粉飾決算していることが報じられて以降、
東芝の株価は下落の一途をたどっていましたが、
その後、持ち直しています。
過去に上場廃止の岐路に立たされた東芝ですが、
何とかその後も上場を維持しています。
2016年度決算では債務超過に陥りましたが、
稼ぎ頭である半導体メモリー事業の
売却も目途が立ち、2017年度は
債務超過から脱する見通しを発表。
2018年3月期連結決算では、最終(当期)損益が
黒字化し、株主資本がプラスとなって
債務超過を解消しています。
2018年の東芝株価。某掲示板ではどう見ている?
同社と連結子会社446社により構成され、
エネルギーシステムソリューション、
インフラシステムソリューション、
リテール&プリンティングソリューション、
ストレージ&デバイスソリューション、
インダストリアル情報通信技術(ICT)ソリューション、
その他の6部門に関係する事業を
主としている東芝グループ。
東芝の株価は何度か大きな山を経験していて、
上場来最高値は1989年のバブル期という
典型的な日本株となっています。
当時は1,350円なので、現在は4分の1近くまで
落ち込んでしまっています。
東芝のPER(株価収益率)は1.7倍で
かなり割安の部類に入りますが、
掲示板などを見てみると、
正直厳しい意見が多いです。
東芝は日本を代表する大企業なので
頑張って欲しいですが、数字はいずれも厳しく、
「あまり手を出したくない」
といったところでしょうか。
東芝株価は今後どうなる?見通しは?
正式社名 :(株)東芝
設立年月日 :1904年6月25日
売買単位 :1,000(株)
発行済み株式数:6,520,707,026(株)
上場市場 :東証2部
上場日 :1949/05/16
東証では、二期連続で債務超過になった場合、
上場基準を満たさなくなるため
上場廃止になる可能性が非常に高まりますが、
東芝は2018年3月期連結決算で最終損益が
黒字化し、株主資本がプラスとなって
債務超過を解消しています。
一旦はもう後がないと言っても
過言ではない状況を脱していますが、
再度巨額損失のような事が起きると、
上場廃止どころか倒産する可能性まで秘めています。
株価が安定している間は経営も
比較的安定しているということですが、
現在も特別目立った動きがなく、
株価も安定しているため、「東芝の株は今が買い」
という考えを持っている方もいます。